色彩音楽《音の絵》~味覚アート~
共感覚の土台《音の絵》
こんにちは。
ひらたピアノ教室は今年で開講27年目。
最初の生徒は3才の女の子、実はその生徒さん、今も通っています。なんと30才!
私もピアノは3歳からです。
絵も習っていたせいか、音楽を聴くと色々な色彩が頭に浮かび、頭の中で印象派のような1枚の絵が完成、それが普通だと思っていました。
いわゆる共感覚
ですが、音楽学校で勉強するうちに、音楽と絵画に隔たりは無く、1つの芸術として密接な関係にあると知り、それがのちに《音の絵》開講のきっかけになりました。
色のイメージからピアノを学ぶ子、曲の仕上げに絵を描く子、物語を考える子、自分の子供の頃を見ているようです。
生徒にピアノが上手になって欲しいのは当然ですが、ピアノだけではなく、その曲には色々な背景があること、色々な影響を受けていることを、様々な芸術的観点から感じ取って欲しいと思っています。
スクリャービンの色彩音楽
指示と反対の事はダメですが、イメージは自由で、1人1人違う演奏になる事が個性だという事を学べるレッスンをしています。
どのような形で導入しようか考えた時、ロシアの作曲家スクリャービンの色彩音楽をベースに、楽器を使わずに音と色彩の共感覚を体験できる《音の絵》のカリキュラムを思いつきました。
私の教室は個性的な子が多いですが、それは自分の個性を出せる子が多いという事なのかな、と思っています。
個性を引き出すには土台作りが大切!
ピアノは最適な習い事です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
レッスン風景など→ひらたピアノ教室Instagram
ひらたピアノ教室
平田晶子