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心の痛みを隠しても、癒されることはない

泉野晶代

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テーマ:成りたい自分になるために

あなたは、自分の負の感情と
しっかり向き合う時間持っていますか?

ネガティブな出来事が起きたとき、
あなたはその「気持ち」をどう扱っていますか?

もしかしたら、
感情を抑え込んでいませんか?

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サンフランシスコ地震後、
心理学者のDr.トム・ボイスは、子どもたちに地震の絵を描かせました。

ある子どもたちは悲惨な状況をそのまま絵に描きましたが、
他の子どもたちは前向きで明るい絵を描いたそうです。

この時、どちらの子どもたちが健康を早く取り戻したか、あなたはご存知ですか?

実は、前向きな絵を描いた子どもたちの方が、
病気が長引いたそうです。

この結果から、
Dr.ボイスは心の内面にある感情をしっかり表現することが、
心身の回復にとって重要であると説明しています。

私たちは、どうしてもネガティブな感情を避け、
ポジティブなものを好む傾向がありますよね。

でも、心の中で不快な感情を感じていても、
それを抑え込み、無理に前向きに考えようとしてしまうことがあるのではないでしょうか?

実はそれが、
心や体にとって良くないことが多いのです。

傷ついた経験が自然に思い出されたら
無理に「考えてはいけない」と抑えるのではなく、
その感情を受け入れることが大切です。

「悲しいんだ…」と自分の感情を受け止めることで、
悲しみは癒され、回復へと進むのです。

========

辛いことがあっても、悲しいことがあっても、
立ち上がれる人は、
最初から強い心を持っていたわけではありません。

傷つきながら、
自分の感情と向き合うことで、
少しずつ心が強くなり、回復していったのです。

ただ、感情と向き合うことが苦手な人にとって、
それは簡単なことではありません。

だからこそ、最初は無理なく、
遊び心を持ってやってみると良いです。

Dr.ボイスが提案したように、
心の中の「不快感」や「ストレス」を、
絵として描いてみることから始めてみましょう。

そうすることで、
自分の感情と向き合うことできて
心が楽になるでしょう

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泉野晶代
専門家

泉野晶代(メンタルコーチ)

office is. (オフィス イズ)

日常で役立つNLP心理学であらゆる種類の「生きづらさ」の解消を目指す。特に人との境界線を明白に示すことで、他人への割り切りと受容ができるよう促し、自分も他人も大切にする生き方を提案する。

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