田舎の暮らし
出生率の低下に伴う人口の減少に加え、就職できる企業がないことを主因とした収入源不足が人口流出を加速させている。
過疎の主因と向き合うことでしか解決しない行政課題であっても、失敗した場合の責任回避、腰の引けた対応しかできない、責任を取ろうとしない行政の宿命が解決を妨げている。
何もしないほうが得をする減点評価方式が続く限り、肝心な課題が解決できることはないでしょう。
どこの自治体も過疎対策に奔走するものの、効果的対策を講じることができないまま課題の本質と向き合うこともなく、暮らせる収入源づくりという解決策のないままでは課題も残り続けるのです。
普通に暮らしている今の暮らし
勤務場所や仕事の内容、収入等は自分の希望に沿って手に入れたものですか?
先ず、どこで暮らしたいか、どんな仕事をしたいかが自由意思で選択できる仕組みはありません。
住みたい場所よりも就職先の確保を優先する結果の住む場所という位置づけになるからです。
やってみたい仕事や住みたい場所は、自分の自由意思で選んだ結果ではなく、企業側の都合で決められるものであり自分の希望が通る世界ではないのです。
田舎暮らしに憧れる多くの人は、中高年になるまで自分がなぜこの会社のこの職種に従事しているのか、なぜここに住んでいるのかを考える機会もないまま、時を過ごしている過程で不自然な暮らしをしている自分に気づきます。
そんな自分が、ストレス解消を目的に尋ねることのある豊かな自然を体験すると、こんなきれいなところで、静かなところで暮らせたらいいなと思うようになる。
理想を実現する暮らせる場所として憧れることになるのが都会にはない自然豊かな田舎なので
す。
やりたい仕事をやりながら住みたい場所で暮らすという、一見誰にでもできそうな理想の暮らしを実践しようとすれば、どんな場所でも通用する生業づくりが避けて通れないことに直面することにもなるでしょう。
収入源に影響を受けることなく、住みたい場所を優先できる暮らしを実践するにはその地に応じた生業づくりが欠かせないのです。
年金に加えて200万/年、が稼げるとしたら随分、安心できると思いませんか?
しかも、週休5日実働僅か3時間、足りなければ実働時間を増やすだけ