補助金もDXも“人ありき”!

蛯原健治

蛯原健治

テーマ:組織づくり チームビルディング 事業承継

組織と仕組みづくりパートナー/中小企業診断士の蛯原健治です。
社長がいちいち言わなくても、社員が勝手に動いて利益が2倍になる組織作りのコツをお届けします。






ニュースで、経済産業省が6月、
成長志向の中小企業に対して
最大5億円の補助金を提供する
「成長支援プロジェクト」
をスタートしたといってました。


目的は、地域の中小企業が
100億円規模の企業に成長するための
支援だそうです。


一方、こんなニュースも。
同時期に報じられた調査では、
DXを推進しようとする中小企業の多くが
「担い手不在」に苦しんでいるという事実も明らかに。
補助金もDXも、“やろうとはしている”のに、
結果につながらない現場の声が響いています。


多くの中小企業経営者が
「資金さえあれば、成長はできる」
「ITツールを入れれば、DXは進む」
「専門家を呼べば、うまくやってくれる」


つまり、
“お金”や“道具”を投入すれば、
組織は自然に成長するという
思い込みがあるかと思います。


一方、
これを読んでいる方は、そんなことは
十分に理解していると思います。


ところで、
会社を大きく変化させるには、
資金やツール、外部支援社も必要ですが
意思決定の構造を変えることが重要です。


社長が決めていたことを、
幹部に任せて決められるようにする。
そして、
社長は未来に向けた事に専念できれば、
企業の成長スピードは上がります。


では、
どうやって幹部が意思決定できるかというと、


1.社長の意思決定の判断基準を明確にする

2.実際に判断させる経験を増やす

3.経営判断の「軸」や「哲学」を継承する

4.重要領域の意思決定を順番に任せていく


です。


お金やツールはすぐに手に入りますが
意思決定できる人材は、すぐには育ちません。
時間がかかります。
ですから、ヒトへの投資は
どこの会社でも待ったなしです。


まずは、
社長がヒトへの投資を意思決定することが
最初の一歩ですかね。



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蛯原健治(コンサルタント)

EBIマネジメントオフィス

チームビルディングコンサルティングにより、リアルな経営課題の解決、次世代の経営チームづくり、従業員の成長を三位一体でサポートし、持続可能な企業経営に結び付ける。

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